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迷い猫の飼い主が見つかりました!
2021.01.26
皆さま、お疲れ様でございます。
突然ですが、皆さまは「地域猫」という言葉はご存じでしょうか?
私はここ最近知ったのですが、地域猫とは、避妊・去勢術を終え地域の方と共生している猫のことのようです。飼い主がおらず、外で暮らすという点では野良猫と同じですが、地域で猫と人が共生できているかどうかが違いのようですね。
そんな地域猫が、ここ自立支援センター舞洲にも住み着いています。
特に餌付けをしたり何かお世話をしているわけではないのですが、居心地が良いのか不思議と逃げることなく、共に暮らしています。
※利用者の皆さまには餌付けや触れ合うことをしないよう呼び掛けています
と、そんな中、最近見慣れぬ猫ちゃんが迷い込んできました。
可愛らしい端正な顔立ちの美猫ちゃん。
見たところ「地域猫」という感じではなく、毛並みも綺麗で肉球も柔らかく「飼い猫」と思われました。
年齢は1歳程度でしょうか?まだ幼く、外の環境に慣れていないのかオドオドしています。
ということで、猫愛溢れる職員が一時保護し、SNSを駆使して飼い主を探すことに。
その間に病院に連れて行ったりしていたとのことです。
その職員は当日が「宿直明け」で勤務終了後だったにもかかわらず、この行動力・・・。
まさに愛です。
すると、SNS上で情報は瞬く間に広がり、なんとその日の内に飼い主さんが見つかりました!
飼い主さんからお話を聞くと、どうやらお子さんが誤って玄関扉を開けてしまい、そこから逃げ出してしまっていたようです。
お子さんも随分と落ち込まれ、家族皆で必死に探されていたとのことでした。
猫ちゃんも帰り方がわからず困っていたでしょうし、見つけられて本当に良かったです。
こんな奇跡のような出来事ですが、このSNS時代では当たり前なのでしょうか・・・?
一昔前なら考えられないことですよね。
さて、そんな当センターですが、地域猫となって住み着いてしまっている猫ちゃん達は今日も気持ちよさそうに日向ぼっこをしています。
当センターの何がそんなに良いのかわかりませんが、皆が安心できる場所なのかなと思うと、施設職員としてはちょっぴり嬉しくもなった、そんな1日でした。
それでは。