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七草がゆ

2022.01.11

新年より早いもので1週間を迎え、徐々にあわただしい日常に戻りつつあります。

 春の七草や餅などを具材とする塩味の粥で、その一年の無病息災を願って1月7日に食べられます。お正月の祝膳や祝酒で弱った胃を休める為とも言われています。

この行事は、平安時代には行われていたが、室町時代の汁物の原型ともされています。

 七草がゆの由来については、一般に6世紀の中国古典『荊楚歳時記』に、七種菜の羹を正月七日に食べる風習が記されている点が指摘されています。これに類似する風習は古い記録にみられ、『西京雑記』や『金匱録』七禽食方によれば、正月上辰日(月最初の辰日)に特定の植物を食べたり粉末にしたりする風習が各地で行われており、『荊楚歳時記』の七種菜の羹を正月七日に食べる風習は、これらの遺風であったようです。日本の『御伽草子』七草草子で辰の刻に七草粥を煮るとされるのは、かつて上辰日に行われていた風習の名残のようです。なお、正月七日に七種の食材を食べて健康を願う風習は中国にも残っております。

春の七草➡せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな 、すずしろ 、

本年の七草がゆでした。

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