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「平成30年度大阪市生活保護施設連盟 第1回職員研修会」を開催いたしました。

2018.12.06

 平成30年11月30日(金)、ヴィアーレ大阪にて

「平成30年度大阪市生活保護施設連盟 第1回職員研修会」を開催いたしました。

 主任以上の職員も含めて計35名の方々が参加されました。

 

 講師は生活保護施設での苦情解決制度にも永く関わりの深い、

関西福祉科学大学心理科学部心理科学科 准教授 木村志保先生にご登壇いただきました。

2時間という短い時間にも関わらず、充実した非常に内容の濃い講義内容でした。

 

 

私たち淀川寮も事務局としてサポートさせていただきました。

 

 

 「生活保護施設を利用する障がい者のニーズと支援ツール~苦情相談の事例からうかび上がるアプローチ~」

をテーマにご講演していただき、苦情相談データから見えてくる苦情の傾向や障がい者の現状、

参加施設において取り組んでいるグループワーク、個別でのプログラムの紹介などについて、

分かりやすい説明のもと、利用者支援を見直すきっかけや新たな気づきにつながりました。

 

 また、グループワークでは「WOOP」や「SMARPP」などの心理プログラムをテーマに話し合い、

生活保護施設職員として利用者視点でのソーシャルワークのアプローチや支援プログラムを活用した

利用者の意思を引き出そうとする手法や手順の大切さを改めて学びました。

※WOOP「夢をかなえる実行計画」シート。

 

 

 

(※前列左から4番目が講師の木村先生です)

木村先生、参加者の皆様ありがとうございました。

 

 

 第2回職員研修会は平成31年2月15日(金)に「今後の生活保護の在り方を考える理論(仮)」をテーマに

大阪産業大学経済学部国際経済学科 教授 木村敦先生にご登壇いただく予定となっております。

 

 今後もこのような研修会を通して、専門職としての知識・技術・感性を磨く努力を怠らず、

利用者の尊厳を守り、自立した暮らしが守られることを支援して、よりよい地域社会の醸成に寄与してまいります。

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